【結果速報‼︎】SheBelieves Cup 2024【なでしこジャパン結果まとめ】

パリ五輪出場を決めたサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”が、オリンピック前に国際親善大会シービリーブス・カップに参戦。

オリンピックで同グループに入ったブラジルとの対戦も控えており、現在の立ち位置を知る絶好の機会となります。

そんなシービリーブスカップが終了したので、その結果についてまとめます。

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シービリーブスカップ(SheBelieves Cup)とは、毎年2月から4月にかけてアメリカ合衆国で開催されるナショナルチームによる女子サッカーの国際大会です。

なでしこジャパンは昨年に続いて2大会連続の参戦となります。

詳しくは以下の記事をご覧下さい。

今大会に選出されたメンバーは以下の22名です。

GK名前フリガナ所属
1山下 杏也加ヤマシタ アヤカ🇯🇵INAC神戸
18平尾 知佳ヒラオ チカ🇯🇵アルビレックス新潟
21大場 朱羽オオバ シュウ🇺🇸ミシシッピ大学
SheBelieves Cup2024 なでしこジャパンメンバー(GK)
FP名前フリガナ所属
4熊谷 紗希クマガイ サキ🇮🇹ASローマ
11田中 美南タナカ ミナ🇯🇵INAC神戸
2清水 梨紗シミズ リサ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
17清家 貴子セイケ キコ🇯🇵浦和レッズ
5守屋 都弥モリヤ ミヤビ🇯🇵INAC神戸
8上野 真実ウエノ マミ🇯🇵サンフレッチェ広島
14長谷川 唯ハセガワ ユイ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿マンC
6杉田 妃和スギタ ヒナ🇺🇸ポートランドソーンズFC
13北川 ひかるキタガワ ヒカル🇯🇵INAC神戸
16林 穂之香ハヤシ ホノカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
3南 萌華ミナミ モエカ🇮🇹ASローマ
10長野 風花ナガノ フウカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿リヴァプール
9植木 理子ウエキ リコ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
7宮澤 ひなたミヤザワ ヒナタ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿マンU
12石川 璃音イシカワ リオン🇯🇵浦和レッズ
15藤野 あおばフジノ アオバ🇯🇵日テレベレーザ
22浜野 まいかハマノ マイカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿チェルシー
19谷川 萌々子タニカワ モモコ🇸🇪FCローゼゴード
20古賀 塔子コガ トウコ🇳🇱フェイエノールト
SheBelieves Cup2024 なでしこジャパンメンバー(FP)

アジア最終予選でオリンピック出場を決めたメンバーを軸に、海外でプレーする選手が半数以上の13名、WEリーグでプレーする選手からは9名の選出となりました。

2023年に行われた女子W杯で5得点を記録し、ゴールデンブーツ賞を獲得した後に右足首を骨折して以降、代表メンバーに選出されていなかった宮澤ひなた選手は約4カ月ぶりの代表復帰となっています。

パリ五輪に参加できるメンバーは18名。この大会で自らの実力を示し、パリ五輪への切符を勝ち取るサバイバルマッチです。

初戦となったアメリカ戦の先発メンバーは以下のとおりです。

GK1 山下 杏也加ヤマシタ アヤカ🇯🇵INAC神戸
DF2 清水 梨紗シミズ リサ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
4 熊谷 紗希クマガイ サキ🇮🇹ASローマ
3 南 萌華ミナミ モエカ🇮🇹ASローマ
5 守屋 都弥モリヤ ミヤビ🇯🇵INAC神戸
MF19 谷川 萌々子タニカワ モモコ🇸🇪FCローゼンゴード
14 長谷川 唯ハセガワ ユイ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿マンC
10 長野 風花ナガノ フウカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿リヴァプール
17 清家 貴子セイケ キコ🇯🇵浦和レッズ
15 藤野 あおばフジノ アオバ🇯🇵日テレベレーザ
FW9 植木 理子ウエキ リコ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
vsアメリカ戦 スタメン

試合は1-2で日本の逆転負けとなりました。

WEリーグで歴代新記録となる7試合連続得点中と絶好調の清家貴子選手が開始29秒に先制するも、21分にミドルシュートで失点。ハーフタイムに清家→浜野、守屋→杉田、谷川→古賀と3枚替えをし、3バックに移行するも、後半32分に与えたPKを決められて、敗戦となりました。

アタランタのメスセデス・ベンツ・スタジアムで開催されたこの試合には5万644人もの観衆が詰めかけました。なんとこれが、アメリカ女子代表の親善試合としては史上最多の観衆だったそうで、世界的に女子サッカーに脚光があたっていることが伺えます。出典:ザ・ワールドWeb

アメリカに敗れ3位決定戦に回った日本は、前節から6名を入れ替え、フォーメーションも3バックに変更してブラジル戦に挑みました。

GK1 山下 杏也加ヤマシタ アヤカ🇯🇵INAC神戸
DF20 古賀 塔子コガ トウコ🇳🇱フェイエノールト
3 南 萌華ミナミ モエカ🇮🇹ASローマ
12 石川 璃音イシカワ リオン🇯🇵浦和レッズ
MF2 清水 梨紗シミズ リサ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
14 長谷川 唯ハセガワ ユイ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿マンC
16 林 穂之香ハヤシ ホノカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ウェストハム
13 北川 ひかるキタガワ ヒカル🇯🇵INAC神戸
15 藤野 あおばフジノ アオバ🇯🇵日テレベレーザ
22 浜野 まいかハマノ マイカ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿チェルシー
FW11 田中 美南タナカ ミナ🇯🇵INAC神戸
vsブラジル戦 スタメン

パリ五輪でも対戦が決まっている両チームの対戦は90分で決着がつかず、PK戦の末敗退となりました。

この試合で印象的だったのは日本のPK。後半19分に流れの中で得たPKを田中美南選手が失敗。PK戦では一本目に蹴った清家貴子選手、二本目に長野風花選手、三本目に長谷川唯選手が登場し、全員GKにストップされました。1試合の中で4度あったPKを全て止められるというなかなか見ない展開でした。

4チームで構成された今大会、なでしこジャパンは2戦2敗で最下位でした。

ただ、招集したフィールドプレーヤーが全員出場したこと、4バック・3バックと異なる戦いを試せたこと、課題であるフィジカル勝負を体感できたこと、PKという新たな課題が明るみになったことなど、パリ五輪に向けての収穫はあったように思います。

パリ五輪開幕まで残り3ヵ月少しと残された時間は多くはありませんが、できる準備は十分にあります。

なでしこジャパンのパリ五輪での躍進に期待しましょう。

過去大会結果

SheBelieves Cupの過去大会結果については以下の記事にまとめています。

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